◎身体の熱を冷やしてくれる効果がある食材

最近夏場は、クールビズやビジネスカジュアル導入などが盛んにおこなわれています。その理由は、環境への配慮もありますがやはり夏の気温が高くなってきているからです。日本の平均気温は、100年間で3度程度上昇しています。しかも、現在はオフィス街ではヒートアイランド現象がおこり暑さをより感じやすくなっています。さらに、地球温暖化の影響などで熱帯夜の増加や30℃以上の時間数も増加して高温化が郊外でも進んでいます。30代、40代になると体力も低下しやすくなるので、しっかりと暑さ対策をして夏をのりきりましょう。

日本特有の蒸し暑い夏には、どうしても食欲が落ちてしまいがちです。しかし、夏だからこそ食生活を見直してしっかり栄養を摂りましょう。夏は、体温が上がり、熱が体内にたまりやすくなります。そうすると身体は、汗をだして体温を調整しようと働きます。汗をかきすぎないためにも、身体の熱を冷やしてくれる効果がある食材を摂りましょう。暑い土地で採れる食材や夏に旬をむかえる食材は、基本的に身体を冷やしてくれます。例えば、キュウリ、トマト、ナス、トマト、ゴーヤなどの夏野菜です。こんにゃくは、身体を冷やす働きがありノンカロリーで植物繊維も豊富です。サラダなどに最適なホウレンソウ、白菜、セロリなども、身体を冷やす働きがあります。根菜野菜では、大根や蓮根などがよいでしょう。キノコ類やゴマも身体を冷やしてくれます。果物では、スイカ、ブドウ、キウイフルーツなどがおすすめです。

◎夏場にオススメな食事

汗によって排出されるカリウムは、細胞内液に多く含まれています。カリウムが失われると、細胞が脱水症状を引きおこしてしまいます。カリウムを多く含む食材は、バナナ、じゃがいも、海藻類、枝豆、そら豆、ほうれんそうです。つまみなどに最適な食材も多いので、意識して取り入れてみましょう。バナナは、朝食などに最適です。 ビタミンB1は、不足すると糖質を分解できず疲労物質がたまって疲れやすくなります。食欲不振、倦怠感、むくみなどの原因にもなります。ビタミンB1を多く含む食材は、うなぎ、豚肉、たらこ、いちご、メロンなどです。クエン酸は、梅干やレモンなどに多く含まれおり疲労回復に効果があります。他にも、グレープフルーツやキウイフルーツなどがおすすめです。

◎食生活や服装を工夫して暑さ対策

夏の暑さ対策には、重ね着が有効です。ビジネスシーンでYシャツの下にインナーを着た場合と着ない場合とでは、着た場合のほうが涼しく快適にすごせます。インナーの肌着を着ていた方が、体温の上昇を抑えられることが実験により証明されています。インナーが汗を吸収して皮膚温度が低くなり、体からの熱も放出されて体温の上昇を抑えます。それにより、体温調節のためにかく汗をかかなくなります。さらに、インナーは汗を吸い取り、肌を衛生的に保ちシャツの汗ジミやダメージを防ぎます。各ブランドから、暑さ対策のインナー商品が多数でています。ユニクロやスポーツブランドのアンダーアーマー、下着メーカーのグンゼからも機能性にとんだ商品が販売されています。大型スーパーのイオンや日本のセーレン株式会社からも機能性インナーがでています。

機能性に加えてデザイン性に優れたDANDYDADDYのアンダーウェアはおすすめです。ビジネスシーンでも、クールビズでノーネクタイ、シャツの第二ボタンまで開襟したスタイルを取り入れている方は多いです。その際に、シャツの胸元から下着みえないように深えりのVネックデザインを採用しています。また、半袖シャツの時もインナーが袖口から見えずシャツの袖周りがもたつかない袖あさデザインです。もちろん、吸汗、抗菌、防臭などの機能も備えています。ちょいワルなどの大人の男の魅力を感じさせるファッションのインナーにもおすすめです。 食生活や服装を工夫して暑さ対策をおこない、疲労をためないようにしましょう。汗をかくのが嫌だからといって水分をとらないのは、熱中症の危険があるのでやめましょう。